京都で新進気鋭のイノベーティブ料理を提供するお店「オルト(ORTO)」。住宅街にひっそりと佇み、その外観からイノベーティブなセンスの良さが伺えます。


小窓を覗くと、オブジェと本日のメニューがありました。

おすすめメニュー
旬の食材を使ったフルコース(8,500円)+ワイン中心のペアリング(8,300円)

ペアリング(6,800円 or 8,300円)はコース料金に比べて少々お高い気もしますが、中身を見ると納得!9種類の日本酒 / ワイン(各80cc)+fromage1種類と、酒好きには嬉しいボリュームです。また、お料理との合わせ方も抜群に良いのでオススメです。
コース料理の内容とドリンクメニューはこんな感じです。


内観はこんな感じ。


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まずはシャンパン「ARLENOBLE Brut Nature Dosage Zero」で乾杯です。

アミューズには、黒ニンニクのクッキー。中には柚子と七味のサワークリームが入っています。

次は新玉ねぎの冷製スープ。イイダコのジュレ。

ペアリングは「京の春」という日本酒です。新玉ねぎと、にごり酒が相性抜群です。

続いて「日向夏」。タイラギガイをさっぱりといただきます。

ペアリングは「2015 LES BONNES BLANCHES Agnes & Rene MOSSE」。

自家製のパンは、残ったソースをつけていただきます。焼きたてでアツアツ。


お次は「グリーンアスパラ」。卵黄、ベーコン、燻製香のヨーグルトソース、ミモレットチーズで仕上げています。

ペアリングは、ドイツのワイン「Daniel & Bianka Schmitt Riesling」。

そして「菜園」。酒粕を使ったソースでいただきます。

お野菜、ハーブ、花がこれだけ入っています。

ペアリングは、「2016 Marc SOYARD」ブルゴーニュワインです。菜園のオーガニック感を邪魔しません。

「海苔」。あおさ海苔、鯛の白子、筍を使ったパスタです。茹で加減も良く、文句のつけようのない逸品。

合わせるワインは「Radikon Ribolla Gialla」。自然派の白ワインです。

「鰆」。ヘーゼルナッツと菜の花のソースで。

スペインのワイン「blan 5.7」をペアリング。白ワインなのにこの色合い。オレンジワインとも呼ばれるそうです。

続いて「京鴨」。厚めにカットされていますが、とても柔らかくジューシーな味わいです。鴨の上にはなんと鱒寿司。ユニークな組み合わせですが、酸味が意外と合います。

ペアリングは「Jean-Claude Lapalu Cotes de Brouilly」。

そして、なんとカレーのサプライズ!本格的なスパイスを使用したインド風をベースに、ワイン等で洋風アレンジ。イノベーティブですね。

ここでカレーのペアリングにオススメされたシェリー酒「Marques de Poley」を追加オーダー。アルコールきつめですが、スパイスとの相乗効果で、これは合いますね。笑

続いて、マリアージュの一皿。

ペアリングは「澤姫」の山廃純米。クセのあるチーズと山廃が見事に合います。

デザート一品目は「ローズヒップ」。


デザート2品目「蕗の薹(ふきのとう)」。

最後はカモミールティーと小菓子で〆。田辺一休寺納豆のフィナンシェと生チョコのほうじ茶パウダー。

お店を出るときには、手土産をもらい帰路につきました。

これだけのお料理で1万円以内、ペアリング付きでも2万円以内とは驚きです。また季節を変えて伺いたいと思います。
店舗情報
店名 | |
住所 | 京都府京都市中京区衣棚通三条下ル三条町337-2 |
TEL | 050-5592-2088 |